2012年4月21日土曜日

FT701Wレビュー、その実力はいかに?


巷で話題沸騰。
抜群のコストパフォーマンスのFT701Wの実力は、どれほどのものでしょうか?

ベンチマークなどの徹底レビュー。
(注意 レビューはクルードルなしのFT701です)

ずばり、非常にお勧めのタブレットとなります。
















■ シンプルはいいことだ?

箱は、いたってシンプルで、結構小さいです。
もう少し、かっこいいパッケージにできなかったんでしょうか?(笑)
FT701Wは、違ったパッケージなんでしょうかね?









クルードルなしのFT701なので、構成は、ACアダプターのみ
といったシンプル構成。

このタブレットの販売元KOUZIROのブランド名FRONTIERは、PCのBTO手掛けているだけあって、PCリサイクル無料券がついてます。






usbケーブルを挿す向きが表示されているのは、親切設計。

これ、ほかのタブレットとかも
採用して欲しいところですね。




5インチタブレットとの比較ですが、たった2インチの違いでかなり大きくなりますね。




厚さは、それほど5インチタブレットと変わらない。















それでは、気になるスペックを見ていきましょう。

 OS Android 2.3.4
 ディスプレイ 7型ワイドTFT液晶(静電容量式) 1024 x 600
 プロセッサ OMAP 4430 1GHz 2コア
 メインメモリ 512MB
 データストレージ 8GB
 外部接続端子 microUSBポートmicroHDMIポート
 スピーカ 内蔵ステレオスピーカ(1.5W + 1.5W)
 カメラ 前面部】200万画素【背面部】300万画素
 Bluetooth Bluetooth Ver.2.1 + EDR
 GPS あり
 ICカードリーダー NFC
 バッテリ 5400mAh
 外部寸法 194(W) x 130(D) x 11.5(H) mm
 重量 約 395 g


■ デュアルコアは、どれぐらい違うのか?

(注意)シングルコアであるCortex-A8(RK2918)1GHzのF5Cとの比較になります。

  • OSの起動時間
F5Cが、26秒ほどで、FT701が、32秒ほどになっています。
これは、正直予想外でしたね、もう少し早くなると思っていまた。
元々F5Cは、かなりOS起動が早いモデルでしたから、まあこんなもんでしょうか。

  • ブラウザ速度は?
PC版サイトでの比較で、デフォルトブラウザを使用して、最後まで読み込んだ時間となっています。

 pc版サイト F5C F701
 livedoor
10.862秒

6.583秒
 for gamer 16.99秒 11.166秒


大体2倍ぐらい速度アップと考えたらいいのではないでしょうか?
シングルコアでは、ブラウザの読み込み速度が不満でしたので、かなり快適になりました。

  • ベンチマークの結果はいかに?

Quadrant Standard Edition ver2.0


 F5C FT701
 CPU 1234 2570
 Mem 2595 1588
 I/O 2370 1089
 2D 417 240
 3D 1201 2344
 Total 1563 1566

Quadrant Standard Edition がベンチマークとして役に立たないことがわかりました(笑)
それにしても、意外にF5Cはベンチマーク悪くないですね。

AnTuTu 安兎兎ベンチマーク 2.7.3

 AnTuTu ベンチマーク F5C FT701
 RAMのパフォーマンス 387 714
 CPUの整数性能 554 1427
 CPUの浮動小数点演算性能 138 1136
 2D描画 365 145
 3D描画 612 1207
 データーベースのIO 265 290
 SDカードの書込速度 3.1MB/s 4.2MB/s
 SDカードの読込速度 7.7MB/s 11.6Mb/s
 総合得点 2429 5077

大体、シングルコアと比べて2倍の性能と考えたらいいみたいですね。
3Dゲームに関しては、かなりヌルヌルになっています。
それにしても、2D描画の数値が低いのが気になりますが・・・

SDカードの書込速度や、SDカードの読込速度は、他のタブレットに比べて数値は低い。
内部ストレージは、それほど良いものを使っていないと思われえる。


■ 液晶の質は?

中華padと比べたら、比べ物になりません。
同じ画素数であるIdeaPad Tablet A1との比較では、こちらのほうがきれいような気がします

当然、IPSモデルとの比較は、やはり差はありますが・・・
1280x720 あればと思いましたが、1024 x 600でも満足いくレベルです。


■ OS2.3.4とメモリー512Mは?

残念な点は、OSが2.3.4であることと、メモリーが512Mということですが、2.3.4であれば、メモリーが512Mでも全く問題なく使えます。
起動した時は、使用メモリー70Mほどで、空きメモリー260Mほどありましたから、充分ですね。
ただ、この時点の発売であれば、OS4.0のアップデートを期待してしまいますね。

■ GPSやBluetoothは中華PADにない魅力だ。

やっぱり、あるにこしたことはないGPSやBluetoothは、便利ですね。
microHDMIポートもあるので、スペック的には非常に優れています。
最近は、中華PAdでも、GPS付きは良く見かけますが、ライセンス料がいるBluetooth付きは、まず見当たりません。
このモデルの凄いところは、wiiUでも搭載予定がされているNFCも搭載しています。
これは、シャープがこのモデルを業務用として販売しているからでしょうかね?
GPSに関しては、googleMAP ver.5.10.1にて確認しました。
GPSが認識するまで、3-5分ぐらいかかりました。
GPSに関しては、やはり、国内スマホに比べると、質がおちますね。

■ カメラの出来栄えは?
300万画素数ということですが、撮影してみました。
まずまずではないでしょうか?
当然、実用レベルには達していませんが、ブログ写真なら充分に合格点レベルですね。



■ 動画再生は?

MX動画プレイヤーver 1.6bで、H.264のフルHDがHWで再生可能でした。
残念なことに、TSファイルは、音飛び状態で満足な再生は不可となりましが、一番軽いと言われているvplayer ver1.4.0でts再生可能でした。

TSは、HW対応ではないみたいで、SWで力技で再生しているみたいです。
2コアでも、TS再生は、ぎりぎりのスペックみたいです、100%スムーズではない。
HW対応していない形式でも、2コアの力技のSWで、大抵のファイルは、再生可能ではないでしょうか?

動画再生に不満点はありませんね。

■ 落とし穴は?

非常に満足度の高いタブレットですが、不満もあります。

それは、公式のandroid marketであるgoogle PLAYがないこと。

じゃあ、どうやってアプリをDLするかというと、独自マーケットであるTapnow Marketというものから、アプリをDLすることになります。

この独自独自マーケットであるTapnow Marketは、品揃えが悪いです(笑)

amazonのkindle fire みたいに、独自マーケットからの収益を見込んでのタブレット販売
という形みたいです。


しばらく使い込んだ上での不満点を述べます。
  • ホームや戻るボタンのタッチキーのききが悪いです。
  • SDカードの挿入部分が、今ひとつです。
  • スリープからの復帰が、うまくいかないことがあります。電源キー一回押しただけでは、復帰しないことが何回もありました。
スリープの復帰がうまくいかないのは、ファーム問題かな?と思っています。


■ このタブレット最大の魅力は?

なんといっても、バッテリー容量5400mAhですね。
約400gの重量も許せます(笑)

H.264フルHD動画の連続再生時間は、10時間20分を確認しました。
(注意、明るさ最低、wifi off mx動画プレイヤーにて)

スループ時のバッテリー消費も少なく、バッテリーに関しては、最強かも?
バッテリーは、中国製ですが、中華PADのバッテリーに比べると、良いものを搭載していると思います。1%単位で正確に測れていますから。

7インチモデルは、大体、4000mAhほどのモデルが多いので、最大の魅力ですね。
GPSやBluetooth付いていて大満足なタブレットです。

国産メーカーの3万程度のタブレット以上の性能なので、この値段は安すぎでしょう。
1万5000円ぐらいでも充分お勧めだと思う。



価格:11,980円
(2012/4/21 23:44時点)

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