中華PADや、大手以外の端末などは、USBドライバーが用意されていません。
そんなマイナーな端末にもAndroid SDKにUSBドライバーを入れて、スクリーンショットを
取ってみよう。
スクリーンショットを取る目的がなくても、一台Android端末を持っていると、Android SDKをインストールしてUSBドライバーを入れておけば、なにかと便利です。
基本的にXP推奨です。XPでの報告になります。
64ビットはうまくインストールできないなど不具合報告が多いです。
1.Android SDKをインストールするには、JAVA SDKが必要となります。
「Java Platform (JDK) 」をダウンロードして、インストールする。
インストールしたら
C:\Program Files\Android\android-sdkにあるSDK Manager.exeをクリック。
ここで必要なのは、toolをチェックして本体であるAndroid SDK Tool、Android SDK Platform-tools。
そして自分の使っているOSのSDK Platform(USBDriverをインストールするだけなら、必要ないかも)だけで充分でしょう。
あと、大手以外の端末で、USB Driverが用意されていない人には、重要なExtrasのGoogle USB Driver Packageをチェックしてインストール。
3.次はAndroid SDKのパスの設定
スタート→設定→コントロールパネルを開く
システムの詳細設定から環境変数をクリックして、新規をクリックして作成。
- 変数名:ANDROID_HOME
- 変数値:C:\Program Files\Android\android-sdk-windows
;%ANDROID_HOME%\tools;%ANDROID_HOME%\platform-tools
これで、Android SDKを使用できる環境は整ったわけです。
4.ここからが本番のUSB Driverをインストールしよう。
まず、Android端末の「設定」→「アプリケーション」→「開発」をタップして、「USBデバッグ」をチェックしておこう。
一応「スリープモードにしない」もチェックしておいた方がいいと思う。
Android端末の電源を入れて、PCと接続したら、不明なデバイスと表示されると思う。
スタート→設定→コントロールパネルを開いて、システム→デバイスマネージャーをクリックしたら、不明なデバイスが表示されていると思う。
そしたら、そこのプロパティから、詳細をクリックして、デバイス インスタンス IDを
調べて、VID_????&PID_????の数値をメモすればいい。
例 FT701Wの場合
VID_25d6&PID_0001なので
C:\Program Files\Android\android-sdk\extras\google\usb_driverにあるandroid_winusb.infをメモ帳で
開いて、[Google.NTx86]のあとに追加して保存する。
OSが64ビットなら、[Google.NTamd64]の後に追加。
;OMAP-3/4
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_25D6&PID_0001
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_25D6&PID_0001&MI_01
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_25D6&PID_0001
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_25D6&PID_0001&MI_01
[;OMAP-3/4]の部分は、FT701Wでもかまわないと思う。
単に、つなげた時のデバイス名がOMAP-3/4だったから。
これは、どんなPADにも応用が利きます。
;デバイスの名前(別に何でも良いと思う)
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_????&PID_????
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_????&PID_????&MI_01
????の部分にデバイスインスタンスIDから調べた数値を入れたらいい。
C:\Program Files\Android\android-sdk\extras\google\usb_driverにあるandroid_winusb.infを指定すればUSBDriverがインストールされると思います。
5.さあ、スクリーンショットを取ろう
C:\Program Files\Android\android-sdk\toolsにあるddms.batをクリック。
MS-DOS画面が開きますが、そのまま待ちましょう。
メニューの「Device」→「Screen capture」でスクリーンショットが取れるはず。
- Refresh:スクリーンショットを撮り直します
- Rotate:スクリーンショットを回転させます
- Save:スクリーンショットを保存します
- Copy:スクリーンショットをコピーします
- Done:スクリーンショットを閉じます
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